kinokのつぶやき

のんびりと、本、勉強、趣味のお話。

文章を書くこと、「上手くいかない」を乗り越えること

 

1月の中旬に差し掛かってきました。

皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

 

 


今回で、ブログを始めて3回目の記事になります。

1本の記事にあたり、約1000〜1500字で書いていますが、

まだまだ文章を書くのには慣れません。

 

そこで、

ある人に本の感想や作文などを思うように書けず、

少し苦労していると言うと、

文章を書くのは出産に似ている

という言葉が返ってきました。

 

 


多和田葉子さんの

エクソシフォニー 母語の外へ出る旅

という本でも、

似たような事が書かれています。

 

エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)

エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)

 


文字はわたしが書こうと思っていることを書くことを可能にしてくれながらも、それをわたしから奪い取って、自分のからだにしてしまうので、書かれた文章はわたしから離れて独立する。

「文章を書くと、自分の気持ちが自分から離れていって、自分のものではないようになってしまうし、文章にしてみると内容も違ってしまうようで嫌だ。だから、何も書かないで、気持ちは自分の中にしまっておきたい」といった友人がいた。

そうゆう人は作家にだけはならない方がいい。書くという作業は、作者とは別のからだである言語という他者との付き合いなのだから。

 


先ほどの「出産」というのも、

母親が自分の子を産むという「創造」の行為ですが、

その子供は母親とイコールな存在ではなく、

似て非なる「他者」という存在です。

 

書くということは「他者との付き合い」とする、

多和田葉子さんの考え方にも

「自分」と乖離してゆく、文章の「他者」性があるなと思いました。

 

 


文章を書くことに対し、

上手くいかない」「難しい」という

思ってしまう。

その思いの根底には、自分の性質や気持ちから離れてゆき、

別人の顔を持って現れる、

文章における「他者」と向き合うことを

恐れる気持ちもあるのかもしれません。

このような事は、絵を描くことに対してもあります。

自分の思うように人体や風景が描けない、

色を上手く塗れない、などなどと、

目の前に立ち現れる絵の「他者」に対し、

やりきれない気持ち不満は、際限なく湧いてくるのです。

 

 


そこで、最近、

森博嗣さんの『つんつんブラザーズ』というエッセイ集を読んだところ、

思い悩む自分の背中を押してくれる、実践的な助言の言葉がありました。

  

知りたいことは、自分の目で見て学ぶ。…すべてを一度に自分のものとして取り込む。つまり、やりたいことの『方法』を知るよりもさきに、やりたいことをやっているのである。」

「また、もう一つ言えるのは、自分の出力を逐一チェックしている点である。…目指すものと、現状のギャップを評価し、常に修正している。だから、少ない経験なのに、あっという間に上達する。」

自分の行為を自分で評価する。自分が褒めてくれれば、それで充分である。自分は、完成しなくても、その途中のときどきで、いつでも褒めてくれる。ちょっとした障害を乗り越えたときに満足できる。チャレンジを始めただけで嬉しくなれるのは、自分を見ている自分がいるからだ。

 

「上手くいかない」という気持ちで悩む、負の連鎖を断ち切り、

次の新たなステップへと移るためには、

絶えず自分のやることに対し、

「修正」と「評価」を続けることかもしれない、と

森さんのエッセイを読んでいて感じました。

 

つんつんブラザーズ The cream of the notes 8 (講談社文庫)

つんつんブラザーズ The cream of the notes 8 (講談社文庫)

 

 


書き続けること

表現のための『言葉』を見つけること

推敲に慣れること

文章を書くことに関しては、

これが、今の自分にできることかもしれません。

日々、細々とやっていけたら良いなぁと思います。

 

 

今回はここまで。

そして次回こそ、前回の記事で触れた

ゆるーい読書目標の立て方」について

書けたら良いなと思います。

たぶん。

読書は量?質? 読書目標の立て方について

新年が始まり、もう1週間が経とうとしています。



皆さんは何か今年の目標を立てましたでしょうか?



私は読書や趣味のイラストなどの

目標をちょこちょこ作り始めてます。



今回はその中から、

今年の読書目標について

お話したいと思います。


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本とねこさん


私は去年、読書の目標を2つ作りました。

ひとつめは「本を読む習慣を作ること

そして、ふたつめは、「1年で100冊読むこと」です。




まず、「本を読む習慣を作る」といっても、

目標達成は何で判断するの?

ゴールはどこ?となりますよね。



そこで、

とりあえず1日に1時間読書をする、

つまり1年で通算360時間くらい読めれば、

「本を読む習慣づくり」は達成!

という目標を立てました。




その目標達成のため、

私はスマホのアプリに、

読んだ本のタイトル・著者名をメモしたり、

どれくらいの時間をかけて読んだか

大体の目安で記録していました。



人によっては面倒だと思われる記録作業ですが、

記録を振り返り、「お〜頑張った、頑張った」と、

自分のこれまでの成長過程を見て楽しめたので、

自分はあまり苦な作業だとは思いませんでした。



結論を言うと、

去年、読書にあてた時間は約430時間になりました。

1日に約1.2時間ほど本を読んだ、

という事で設定した目標は

ちゃんと達成できたので良かったです。




次に「1年で100冊読む」という目標、

これも目標達成しました〜!

と言えたら良かったのですが、

残念ながら、

去年読み終えた本の冊数は81冊でした。

これには色んな理由がありました。




その「色々な理由」とはなんぞや…?

という事になりますが、

端的に言うと、

目標が掲げる理想モデルと、実際の読書スタイルが結構異なっていた!

という事でした。




一見妥当に思える去年の読書目標、

実際にやってみると

いくつか問題が生じたのです。



まず、

私が去年に設定した読書目標には、

時間や冊数などの「数値」が意識されています。

その「数値」で設定する事の良い点として、

具体的なゴールが分かりやすく、

ゴールに到達すると

「達成した!やった〜」

と実感できる点があります。



しかし、この「数値」の悪い面として、

数などの「」を意識し過ぎると、

」がおろそかになってしまう恐れがある点が挙げられます。



実際に、私も年の終わりである

12月の終盤に近づくと、

妙な焦りを覚えて「あと◯◯冊読まなきゃ…

といった強迫観念が頭にこびりつき、

色々と悩んでしまう事がありました。



しかし、ただでさえ読むのが遅いため、

短期間でぱぱっと沢山読み終えるなんて

結構無茶な事でしたし、

また読書の本来の目的を見失ってないか…?

と思い始めるようになりました。

結局は吹っ切れて、

今読む本を慌てずにゆっくり読む事に専念しました。




また、そもそも目標の設定の仕方が

非常に曖昧だった事も反省しました。



私はひとつの本に集中できず、

またすぐ他の本に目移りしやすいため、

複数の本を同時進行で読む事が多いです。

さらに、興味の対象も広範囲に渡るので、

飽きたと思えば、もう一度戻ってきて読む事もよくあり、

部屋の中には沢山の「積ん読」の山が出来ています。



そのため、実質「年間100冊」をただ読む、という事でしたら、

おそらくその数値は余裕で超えています。

しかし、どの本も

途中読み、断片読み、序盤読みなど、色々です。



そのような事を踏まえ、

改めて「1年で100冊読む」という事を考えてみると、

「読んだ」の判断基準がよく分からない、と気づきました。




そこで、これらの状況から

色々と反省を行ったところ、

今年の読書目標は、「数値」重視ではなく、

テーマ」&「数値」という

」と「」を融合させた、

ゆとりのある読書目標を掲げることにしました。



また、「積ん読」という言葉が存在するくらいですから、

私のような読書スタイルの人は、

この世にわんさかと居るかもしれません。

積ん読本を沢山作ってしまい、読みたいのに読めない…

と悩んでいるという人たちのためにも、

その少し緩めの読書目標の作り方を

また次回、詳しく紹介できたら良いなと思います。



今回はここまで。

拝読して下さいまして、ありがとうございました。

ブログ、はじめました。

明けまして、新年おめでとうございます。

そしてはじめまして、きのっく(kinok)と言います。

私はこれまで、「きのこ紅茶」というヘンテコな名前で、
読書メーターというサイトでちまちま読書の記録をしていました。

bookmeter.com



ブログはこれまで読む側の人だったので、

実際に自分で書いてみると何だか緊張します。

私は昔から読書感想文や作文は苦手で、

思い返すと書く事には良い思い出がありません。

もう一種のトラウマになっているので、

今でも筋の通った文章を書くのは難しく感じますし、

こうやって文字に起こすのも苦労しています。

しかし、それでも書く事に対する苦手意識をどうにかしたいという思いや、

本などを通した日々の勉強記録を付けてみたいという欲望が消えず…。

そこで今回、不安を抱きながらもブログを始めてみました。



私たちは日常的にアルバムや動画、

日記やスケジュール帳など、

自分が関心を持った事や成長の記録、

大切な事をどうにか忘れないように何かのかたちで残します。

私自身も2019年を振り返ると、

自分も様々な記録を付けてきたなぁと思います。

長らくやめていた趣味のイラストを再開し、

描いてきた作品をアルバムにしてみたり、

読書の記録を読了日のみでは味気ないなと思い始め、

本の感想を断片的に書いてみたり…。

最近では、読書中に「おっ面白い」と思った箇所に

付箋紙をペタペタと貼る習慣ができ、

あとでその内容を振り返り本の感想を書いてみる事も多くなりました。

そんな感じで、2019年は自分とって多くの変化を体験した年でもあり、

また珍しく新しい事にたくさん挑戦した年にもなりました。



そして今回ブログを始めたきっかけには、

2020年もまた実りのある年にしたいという思いもあります。

これまでは書くのは苦手だからやらないと諦めていましたが、

日々の記録として、また作文恐怖症の克服のためにも、

今年はブログを活用できたら良いなと思います。



また、ブログの始め方についてインターネットで検索してみると、

このような記事を見つけました。

note.com


ブログは「メモ」の延長線、

ブログは書き手がその場から離れても、

書き手の代わりにお話しをしてくれる「コピーロボット」。

文章力うんぬん、有益な情報を流さないと…などと、

色々ごちゃごちゃ考えていましたが、

ブログは気軽にかける「メモ」というふうに捉えてみると、

少し肩の力が抜けますよね。

ブログを始めるにあたって、

この考え方は良いアドバイスになりました。



何事もはじめが肝心といいますが、

私のような小心者ではプレッシャー負けするので、

ブログは気力が続くかぎりでやっていきたいです。

まだまだ何事に関しても勉強中の身ですが、

その軌跡を「メモ」としてこれから記録していきたいです。